连体修饰节中「~スル、~シタ、~シテイル」的异同/
連体修飾節における「~スル、~シタ、~シテイル」の使い分け
要 旨
周知のように、動詞を中心とする連体修飾節は日本語の文に多く使われており、特に「~スル、~シタ、~シテイル」の三つの形の場合が多く、それに日本語の動詞の場合はテンスとアスペクトという二つの面において使い方が大きく違っていることから、中国人の日本語学習者にとって難しい分野の一つである。主節における動詞のテンスとアスペクトを対象とした先行探讨はすでに多く行われているが、連体修飾節における動詞のテンスとアスペクトについての先行探讨は比較的に少ないことから、探讨する余地があると考えられる。そのため、本文は連体修飾節における動詞のテンスとアスペクトに着眼し、「~スル、~シタ、~シテイル」の三つの形に基づく用法例を「コンパス」などから多く探し出して略论した上で「~スル、~シタ、~シテイル」の使い分けを探讨してみたい。
キーワード:「~スル、~シタ、~シテイル」; 連体修飾節; テンス; アスペクト
目 次
1.はじめに 1
1.1日本語連体修飾の定義 1
1.2 先行探讨 2
1.3 本稿の目的と措施 2
2.動詞のアスペクトの文末規則の連体修飾節における適用性 3
2.1完成相の「~スル」と完成相の「~シタ」の使い分け 3
2.1.1 反復 3
2.1.2 未完了·完了 4
2.2 継続相の「~シテイル」と完成相の「~スル」の使い分け 4
2.2.1 反復 4
2.2.2 完成と継続 5
2.3 完成相の「~シタ」と継続相の「~シテイル」の使い分け— 結果状態 5
3.テンスとアスペクトの束縛から解放された「~スル」と「~シタ」の独特な表現 8
3.1「~スル」の純粋な修飾 8
3.2「~シタ」の形容詞化 10
3.2.1 第四種の動詞について 10
3.2.2 本稿での自動詞の分類 11
3.2.3 単純状態と結果状態 11
3.2.4 形容詞化に適合する自動詞の条件 13
4.終わりに 14
4.1 まとめ 14
4.2 今後の探讨課題 15
参考文献 15
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