郭沫若与文求堂/
郭沫若と文求堂
要 旨
郭沫若(1892-1978)は中国現代の文学者、考古学者と古文字学者である。1928年中国の政治情勢のせいで彼は日本に逃亡した。その後、日本で十年間にわたって彼は甲骨文と金文の探讨に取り組んでいた。探讨資料を求めるため、頻繁に東京の漢籍書店―文求堂に通った。それは近代日本で最大の影響力を誇る漢籍書店である。その店長の田中慶太郎は中国古籍に対する詳しい知識によって、大量の中国典籍を日本に輸入した。近代日本漢学の発展に重要な役を果たした。
本論は関係資料と文献をもとにして、文求堂の発展を考察した。樣ざまな視点で、できるだけ郭沫若と文求堂の往来を再現し、その往来から見る日中文学交流の意義を明らかにし、文学交流によって生まれた結晶を輝かせ、読者たちに文学交流に対する新たな認識を生まれさせると目的としている。
キーワード:郭沫若 文求堂 田中慶太郎 日本
目 次
はじめに 1
1. 郭沫若の生い立ち 1
2.文求堂と郭沫若の甲骨文探讨 2
2.1文求堂 2
2.2郭沫若の甲骨文探讨 3
2.3文求堂の役割 3
3.郭沫若と日本考古学者の親交 4
3.1郭沫若と文求堂の往来 4
3.2日本考古学者との親交 5
4. 日中艺术交流の一段 7
終わりに 7
参考文献 9
謝 辞
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