今や21世紀は「翻訳の時代」と言われるほど、各言語別に作成されたいろんな情報がほぼ、リアルタイムに翻訳され、インターネットなどの情報技術によってグロー...
今や21世紀は「翻訳の時代」と言われるほど、各言語別に作成されたいろんな情報がほぼ、リアルタイムに翻訳され、インターネットなどの情報技術によってグローバル化時代を迎えている。このように、翻訳は気付かない内に、私たちの生活へ大きい影響を与えている。
そして、翻訳される種類も多様である。
大きく分けると、文学、専門書、新聞、その他などがある。
この内、専門書に該当する理工系分野の書籍について調べてみたところ、文学分野とは違い、しっかりとした参考書が一冊もなく、専門書籍の翻訳本も日本語そのまま記載されていたり、文法が合わないレベルの本が多かった。
それで、本論文ではとても重要だが、あまり関心を持たない理工系書籍の日韓翻訳の誤謬について調べた。
本文では最終的に理工系書籍の内、大学教材として使用されているためもっとも重要であり、理工系出身ではない翻訳者も関心を持ちやすくて理解しやすい、日本空気調和・衛生工学会協会「住宅技術指針委員会」によってまとめられた、集合住宅を対象とした「冷・暖房設備」、「換気設備」、「給水設備」、「給湯設備」、「排水通気設備」の技術指針書である、「換気」という教材を選定した。この教材は現在、カトリック大、釜山(プサン)大、ソウル大、梨花(イファ)女子大、全北(チョンブク)大、浦項(ポハン)工科大で使われている。また、国指定の建築・都市研究情報センターAURICにも研究文献として掲載されている。
不自然な直訳略论を語彙、語句・文章、文法、外来語に分けて略论し、誤訳も語彙、 語句・文章、文法 そして不要なものが入った誤訳に分けて略论を行った。また、省略された翻訳の略论として、部分的省略と文章全体の省略について調べた。その結果、語彙の誤訳が最も多く、それから 語句・文章の直訳と 語句・文章の誤訳、そして文章の部分的省略が多かった。本論文を通じて、理工系書籍を翻訳するにあたって問題点となる要因をまとめてみた。一つ目は理工系分野で使う単語や用語は辞書に出ていないものが多いということである。この問題点を解決するためには直接その該当分野で経験を積むのが一番役に立つと思われる。二つ目は理工系分野を十分理解するためには長い時間が必要だということである。三つ目は大体、専門翻訳者の理工系分野に対する関心及び知識が足りないということである。こういうことから理工系専門書籍を正確で、細かく翻訳できなかったと思われる。しかし、理工系分野で翻訳書を見ながら勉強する学生たちを考えると、正確に翻訳することがいかに重要であることかを分かるはずである。本論文で取り上げた、理工系書籍「換気」にしても、この教材は実用書籍である。すなわち、即現場へ適用することが出来るという意味である。従って理工系書籍を通じて習得した知識が間違っている情報であれば、実際の状況に適用された際に人的被害までも起こりうる可能性があるという意味である。しかし、しっかりとした理工系専門書籍の翻訳書を見れない現実の問題点を早く解決しなければならない。
本論文を通じて少しでも翻訳者が理工系分野に関心を持つようになることを期待し、今後の課題としては翻訳者が理工系書籍の翻訳の重要性を認識することが出来るようにすることだと言えよう。
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