要　旨：わが国は経済が高速に発展し、生活水準が迅速に高まり、都市化過程は絶えず加速すると同時に、日増しに深刻な環境問題に直面し、特に都市ゴミの問題である。本論では、各個人が資源の循環を身近に感じられる家庭ゴミに焦点を置き、現在中国の都市部におけるゴミ、廃棄物処理問題について日本の現状と比較し検討している。

キーワード：ごみ処理；環境問題；環境教育；都市；中国；日本

　　地球が一つだけがあるから、合理的に有限な資源を利用するのはとても重要なことだ。現在、科学技術の発展につれて、廃棄物量の増大、廃棄物における質の多様化および最終処分場における残余容量の減少などが生じている。そのまま放置すれば、環境悪化を招き、快適な生活水準と経済活動の維持が困難となる。ゴミによる環境悪化を回避するためには、有限資源を大切に利用、省資源と資源の再利用を折り込んだ経済社会への転換が必要である。 

　　その経済社会への転換には、リデュース、リサイクル、リユースの 3 つを柱とし進んでいこうと国、世界を挙げて取り組みだしている。例えば、西欧のある国家また隣国日本はその分野でとても進んでいる。わが国と身近だから、具体的に日本方法を学んでいく。