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【要旨】芥川の晩年の思想を『河童』から、ここで感ずることは、人間の醜さ、エゴイズムをあれほどまで指摘した芥川の意識が、いつになっても人間は恐れるべき罪人であるという罪意識と少しも結びついていないということである。それはドストエフスキーが、人間の悪を悪として深く追求し、それを精細に描くことにより、ますますそこから救われたいという異常なまでの願いを持ったのとは正に対照てきである。 『河童』第十四章は河童の国の宗教について語られる、そこには何気ないおかしさの裏に芥川の絶望の吐息が隠されている。 【キーワード】思想;河童;宗教;逃避;自殺
【摘要】从《河童》角度可以看出芥川晚年的思想,芥川意识到人的丑陋,并且有自我主义意识的弱点。芥川感到人是有罪的,但在芥川的意识中,从没有把“人是可怕的罪人”这一罪感联系在一起,是与托尔斯泰细腻,深刻地揭示人的罪恶,并不断地热切寻求被救赎的愿望形成鲜明的对比。 河童的十四章写的是关于宗教的问题,从这里隐约可以看出芥川绝望的气息了。 【关键词】思想;河童;宗教;逃避;自杀 |
论文资料贡献者对本文的描述:芥川の晩年の思想を「河童」から「西方の人」とたどってきて、ここで感ずることは、人間の醜さ、エゴイズムをあれほどまで指摘した芥川の意識が、いつになっても人間は恐れる...... |