要旨:グロバール化はいっそう発展している流れの中で、国際市場は次第に成熟になっていく。近年以来、数多くの日本企業が中国に進出し、現在中国にある日系企業数はすでに二万社を超えているということである。めざましく発展した中国市場の下で、このような日中合資・合弁企業はますます増えていくに違いない。しかし、合資・合弁企業間の異なった文化や慣習や価値観は企業の生産活動や経営活動や管理、または企業内の人間関係にも大きく影響を及ぼしている。特に合資企業間の従業員の「文化摩擦」という現象は多くの研究者にとってもとても興味深い研究課題である。そこで、その問題点を探し出して研究し、そして最終的な対策を見出すことは、当面合資・合弁企業にとっても緊急課題になっていると思う。

キーワード：企業；文化；比較；改革

目次

要旨

中文摘要

１．序論.1

２．企業文化の定義および作用.1

３．中国企業文化の概説.1

３．１組織の構造や等級による分類

３．２行政管理の官僚主義

３．３「和」の重視

３．４個性の不足、改革の欠如

４．日本企業文化の概説.2

４．１「３種の神器」

４．２残業

４．３過労死

５．中日企業文化の比較.4

５．１中日企業文化外層部での比較

５．１．１中日企業組織体制及び決策方式の比較

５．１．１．１中日企業の組織体制

５．１．１．２中日企業の決策方式

５．１．２中日企業の雇用及び人員配置制度の比較

５．２中日企業文化の内部規制の比較

５．２．１中日企業文化の激励規制の比較

５．２．２中日企業文化の約束規制の比較

５．３ 日中企業文化の優秀代表

５．３．１松下電気

５．３．２ハイヒール

６．異なる文化が企業文化相違の根源.7

７．中国独自の特色のある中国企業文化の構築.7

７．１人材の重視

７．２健全な企業管理体制の確立

７．３中国の特色のある企業文化の構築

８．結論8

参考文献9

謝辞.10