主旨:昔から、神道教は日本人の日常生活に深い影響を与えている。日本の古い民族信仰は、「八百万の神」と言われるように自然崇拝の多神教であり、太陽・月・海・山・川・木、また雷・風などの自然物、自然現象などに神聖さや恐れを感じ、それを神として敬うものであった。初詣客の最も多い東京の明治神宮には、正月の三日間に300万人を越える人々が参拝する。また、年中行事とか、子どもが生まれたら神社にも参詣する。時々、家の中に神棚が供えてある現象も見える。それから見ると、日本人の宗教観は主に神道教である。本文は神道教の変遷及び日本人に対する影響を巡って、上の現象を論述を繰り広げ、また、それを通じて、日本の神道教と日本人の考え方をより一層認識できるようにする。

キーワード：神道教、変遷、日本人、生活習慣、祭祀

中文摘要:很久以前，神道教就对日本人的日常生活有了非常深远的影响，古时候的日本，有叫做八百万之神的、以推崇自然的多神教。认为自然现象的产生是由于神灵的造成，比如说，太阳、月亮、山河、雷电、风雨等等的自然现象都是受到神灵的操控，并由此对这些自然现象感到十分的畏惧，且非常敬重自然界的神灵。在东京的明治神宫是新年后参拜客人最多的神宫，在新年三天内，它已经超过了300万人参拜。而且，年中行事以及小孩出生了，也要去神社进行参拜，时常在日本人的家里还能看见在神棚里供奉着神龛，从方方面面来看，日本人的宗教观主要是神道教。本文围绕着神道教的变迁以及神道教对于日本人的影响，对上述现象进行论述和分析。并且通过本文的论析，对于日本神道教和日本人有更深一层的了解。

关键词：神道教；变迁；日本人；生活习惯；祭祀活动

　　朝日新聞が1995年に行った調査によると、信仰をもっている人々の割合は約30％。神道教は日本国内で約1億600万人の支持者がいる。日本は半数以上の家庭が家に神棚がある。『宗教年鑑』（文化庁）の記載によると、約85,000の神社が登録されている。これは神社側の申告に基づく数字である。神社はともかく、日本人の生活の習慣の中にも深く根付いている。神道教は、信仰の移り変わり、生活への浸透、日本人の根源に迫るものである。神道教には明確な教義や教典がなく、『古事記』、『日本書紀』、『古語拾遺』、『宣命』といった「神典」と称される古典を規範とする。風俗、ものの感じ方、等等、日本人の生活には、神道が広く関わっている。そして、神社の存在や冠婚葬祭、年中行事は、神様とともに生きてきた日本人の心を物語っている。古代以来、日本は何ゆえに神道教を必要とし、後世に何を伝えてきたのか。

本論文では神道教の由来や変遷、日本人の生活習慣といった面から分析を行い、そこから見つけたものを論述する。