对于川端康成文学著作中的传统自然美(附答辩记录)(包含选题审批表,任务书,开题报告,中期检查报告,毕业论文8800字) ~~~ ~ 本稿の目的は上に触れた四つの川端康成の代表著作を中心として、川端康成はどのようにしてその美意識を表現したのか、またその著作にあふれる自然美はいったいどんなものなのかを極めてみようとすることである。 キーワード:自然美、雪国、伊豆の踊り子、千羽鶴、古都、川端康成 はじめに 川端康成の著作には、ことさらの激情もドラマチックな展開もあまり見られない。淡々とした、日常的なエピソードの連続である。しかし、登場人物たちの微妙な心の動きを、美しい自然や季節の移り変わり、そして、何気なく発せられた言葉のたんたんに託すことによって、人間関係の微細な陰影が浮き彫りになる。このことによって、読者は、自然と人との密な繋がりを伺い知ることができる。 もとより自然を主題にすることも多い短歌や俳句はと異なり、人間の心理や出来事を描く小説では、自然描写はあくまで叙景、また、登場人物の心象風景を映し出すための手段であり、著作の中では脇役にすぎない。しかし、川端の自然描写は非常に巧みで、両面で大きな効果をあげている。それは、日本の自然美を好む川端の美意識から由来するものであろう。 川端康成は、ノーベル文学賞受賞記念講演『美しい日本の私―その序説』の中で、「自然は、日本人にとって芸術の対象であり、また美の象徴そのものであり、宇宙の調和、秩序そのものであります」と語っている。また、月の歌人と呼ばれた僧・明恵の歌を例に引いて、「『月を友とする』よりも月に親しく、月を見る我が月になり、我に見られる月が我になり、自然に没入、自然と合一しています」とも述べている。 ~~~ ~~~ 自然と唱和し共生し、四季折々の移り変わりに美と生甲斐を見出すことは、人間の「生」そのものに他ならない。目に見える身近な自然と共生するということは、この世の狭い世界にとらわれず、宇宙や自然現象までに想いを馳せ、壮大なスケールで物事を考える縁ともなる。そして人々は自然から、様々な霊気を受け取るのだ。 こうした観点から、『雪国』、『伊豆の踊り子』、『千羽鶴』、『古都』を中として川端康成文学におけるの美意識を見ていきたいと思う。 参考文献: [1] 川端康成.外国文学探讨[J].新潮出版社,1994. [2] 川端康成.美的存在与发现[M].北京:中国社会科学出版社,1996. [3] 川端康成.伊豆の踊り子[J].新潮出版社,1978. [4] 川端香男里波.完結にあたって[J].川端康成全集,新潮出版社,2017. [5] 陶力.从《古都》看川端康成创作的积极倾向[J].外国文学探讨,1986/04. [6] 何乃英.川端康成小说的叙述技巧[J].日语学习与探讨,2017/04. [7] 岩田光子.川端康成試論[J].物語と小説,新潮出版社,1978. [8] 刘象愚.感悟东方之美——走进川端的《雪国》[M].北京:北京师范学院出版社,1997. [9] 叶渭渠.雪国•伊豆的舞女[J].吉林学院出版社,1998. |