《古都》与《边城》中传统美的比较探讨/
『古都』と『辺城』における伝統美の比較探讨
摘 要
植根于不同民族艺术土壤的中日作家川端康成和沈从文,虽然他们之间没有直接的交流和作用,但在其构建的文学世界中都展现出了“回归传统美”这一共同点。本论文力图通过对《古都》和《边城》的比较探讨,从自然美、风俗美、人情美、以及各自对待外来艺术的态度等角度来略论比较中日两国传统艺术的相似点和不同点。
“古都”的“古”和“边城”的“边”都含有与现代文明相隔断的意思,日语毕业论文,这是两位作家面对当时动荡的社会现实所表现出来的关于心中平静、淳朴的故乡的追求。《古都》自然描写中的季节感、传统民俗中的传统节日与和服、《边城》中“水”这一重要意象、热闹的端午节以及苗族传统求婚方式等等,都是日本和中国各自传统艺术的代表特征,在读者面前展现出了一幅传统艺术独特的风俗画。在对外来艺术的态度上,《古都》继承了善于学习并吸收外来艺术这一日本传统,而《边城》却通过对封闭的理想空间中传统美的描写,日语论文,展示出了关于“都市艺术”这一外来艺术的批判态度。
关键词:《古都》;《边城》;比较探讨;中日;传统艺术
要 旨
異なる民族艺术の土から生まれた中日作家川端康成と沈従文には直接の交流と影響がなかったが、それぞれ築いた文学世界には伝統美への回帰という共通点を見せた。本論文は両作家の代表作『古都』と『辺城』を比較探讨することによって、自然美、風俗美、人間性、そして外来艺术に対する態度などの角度から中日両国の伝統艺术の共通点と相違点を明らかにしたい。
「古都」の「古」と「辺城」の「辺」は皆現代文明と遮断されるという意味を含んでいる。これは両作家が当時の激動的現実に直面して、心の中の平静、純朴な故郷への追求の表れである。『古都』の自然描写における季節感、伝統民俗における年中行事や着物、そして『辺城』の重要意象である「水」、賑やかな伝統祝日や苗族伝統的求婚方式などは日本と中国それぞれの伝統艺术の代表特徴であり、伝統艺术独特の風俗画を読者の目の前に呈している。外来艺术への態度においては、『古都』は外来艺术を見習ってから受け入れるという日本の伝統的特徴を守るが、『辺城』は閉ざされた理想的空間の伝統美を通して、「都市文明」という外来艺术を批判している態度を見せた。
キーワード:『古都』;『辺城』;比較探讨;中日;伝統艺术 |