堀田善卫的上海体验/堀田善衛の上海体験
摘 要
堀田善卫是日本第二次战后派的著名文学家。他在战争末期被派到国际艺术振兴会的上海事务所工作,不久迎来了日本的战败,之后又被国民党留用。在上海前后度过了共一年零九个月时间的堀田善卫于1946年12月终于回到了日本。堀田善卫在当时的国际政治经济中心的上海经历了日本战败的全过程,回国后用文学的形式来描写自身经历的败战体验。本论文以堀田的代表作《在上海》为中心,研讨在上海一年零九个月的生活对他的人生产生的重大作用。可以说在上海的败战体验不仅使堀田善卫的思想进一步深化,视野不断开阔,日语论文,也成为他日后文学创作的重要支柱,日语毕业论文,是其著作从幼稚走向成熟的转折点。
关键词:堀田善卫;上海滞在;败战体验;中日文学交流
要 旨
堀田善衛は、日本の第二次戦後派著名な文学者である。戦争末期に、国際艺术振興会の上海事務所に配属され、そこで敗戦を迎えた。その後国民党に徴用され、上海で一年九ヶ月の歳月を過ごした。1946年の12月に、堀田は日本に帰国した。当時の国際政治、経済のセンターと呼ばれていた上海で、堀田善衛は日本敗戦を経験し、帰国後、中国体験を文学創作に溶け込み、独自の作風を確立した。本論文は、堀田の代表作『上海にて』を中心に、上海で一年九ヶ月の生活は堀田の人生にどんな影響をあたえたのかについて考察する。上海での敗戦体験は、堀田善衛の思想を一層深化させただけでなく、これによって、国際的な視野を持つことができ、その後の文学人生の支えと転換点になったという結論を導いた。
キーワード: 堀田善衛 上海滞在 敗戦体験 中日文学交流 |