丁寧語は立場の上下に関係なく、聞き手に直接敬意を表すものである。 「お(ご)」などをつける 例:お米、ご本 文末を「です」、「ます」、「ございます」などにする。 例:私は田中です、田中でございます。
2敬語と人間関係の関係 2.1敬語で交際する際の具体的応用 敬語は日本人と交際する時に重要なものと考えられている。至る所で敬語が使って人と人の関係を円滑にしているのを見る。先輩、上司に対してはいつも敬語を使うように心掛ける。 聞き手 話し手 話題人 日本では年長者に対しては敬語をつかう。敬語は言葉生活の中で重要視されている。相手に対して尊敬の念を持てば自然と言葉にも態度にもそれが表れてくる。 例:「お父さんはご在宅ですか。」と言うとき、話し手は聞き手と話題の人に対する尊敬を表す。 「お母さんが病気になっています」という時の話題の人物は自分の側の親戚である。普通、「母が病気です」といい、このように言わないが、話者の心からの尊敬を表わしている。 「母が病気になっています」という時の対象は親戚以外である。 2.2敬語は日本の人間関係に影響する 日本人は会話する前に、はっきりしていることは誰と会話をするかを判断し、それから適当な敬語を使う。相手が上司、或いは先輩の場合は、正しい敬語をつかえば、相手に尊敬する気持ちを正しく伝えることができる。たとえ相手は目上の人でなくても、適当な敬語を使えば、会話はもっともスムーズになていける。たとえば、人に願いことがあるときに、相手に「手伝ってください」と言うより、「手伝ってくださいませんか」のほうがもっと慎重である。しかし、大切なのことは、必ず敬語を正しく使うことである。いわゆる「正しい敬語」は体系づけられる前からあるものなので昔の人はそのようには意識していなかったかもしれないが、現代の学校教学を受けたものにとっては、敬語の使い方をわざと間違えることで相手に対する軽蔑や相手に対して自分の身分の高さを表すものだと考えると分かり易いかもしれない。 2.3誤った敬語は日本人との人間関係に悪い影響を与える 敬語の失誤は社会的失誤に繋がり。敬語は日本語の特色のひとつである。しかし、日本語科の学生にっとては、敬語が一番難しい点と思われる。 尊敬語と謙譲語の取り違えは、敬語の間違いの半分以上に占めている。 2.3.1尊敬語を自分に対して使う 例:係の者がお見えになります。 部長が明日、そちらにいらっしゃいます。 部長がもどり次第伺ってみます。 2.3. 2謙譲語を相手に対して使う
例:部長が先ほど申されましたように。 御社の取引条件を申しあげてください。 敬語を誤用すると、人間関係で誤解を生みやすく、尊敬されない感じが生ずる。たとえば、中年の家庭の主婦を呼ぶ場合、もし、「おばちゃん」と呼ぶびならば、たとえこのような呼び方が自分を見下げていないことを知っても、心の中はやはりうれしくない。 2.4敬語を使い過ぎると、人に迷惑する 敬語を使えば、相手は尊敬された感じがするが、敬語を使い過ぎると却って人に迷惑する。それで、ひとつのセンテンスが多くの敬語がある場合は省略できる敬語がある。 例:「部長、どうぞご無事でヨーロッパご旅行をおえられて…」 これは非常に面倒臭い表現である。このように言うと、話し手がとても面倒臭く感じるだけでなくて、その上聞き手もとても疲れる。 「部長、どうぞ無事にヨーロッパ旅行をおえられて…」 これがもとっも適当な敬語を表現で、無駄がない。
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