よく使う副詞の機能別一覧 日本人は話者の感情や態度、状態や程度などを伝えるために、かなり豊富に副詞を使っていますが、その中で日常会話でよく出てくる副詞を機能別に取り上げました。これ以外にも副詞はたくさんありますし、擬音語・擬態語を加えると更に多くなりますが、以下のものを覚えておけば日常会話や作文ではとりあえず支障は生じないでしょう。 1、断定「~だ/~する」と呼応する副詞 必ず どんなことがあっても、必ず行きます。 絶対(に) 絶対に勝つ。 全く 全く同感だ。 もちろん もちろんのことだ。 確かに 確かに受け取りました。
2、「~ない」や否定を意味する動詞と呼応する副詞 (1)全面否定 決して これは決して高くない。 絶対(に) 私への反抗は絶対許さない。 全く 全く話にならなかった。 さっぱり 何のことか、さっぱりわからない。 まるで そんな人はまるで知りません。 ちっとも/少しも ちっとも(・少しも)食べない。 一度も 彼女は一度も笑ったことがない。 全然 あんな男には全然関心がない。
(2)婉曲・部分否定 あまり 麺類はあまり好きではない。 たいして 試験はたいして難しくなかった。 それほど それほど重要な問題ではない。 ろくに うちの子はろくに勉強もしない。 めったに このショーはめったに見られない。
必ずしも 金持ちが必ずしも幸せとは限らない。 あながち 彼の話はあながち嘘も言えない。 一概に 彼の意見も一概に否定できない。
(3)可能形「~(ら)れない/不可能を意味する動詞」と呼応 なかなか 人の名前がなかなか覚えられない。 とても 僕にはとても信じられない。 とうてい(到底) 今からではもう到底間に合わない。
3、推量の助動詞「だろう/かもしれない/はずだ」と呼応する副詞 (1)推量の助動詞と呼応するもの 1)「~だろう/~はずだ」「~と思う」などと呼応 たぶん たぶん待っても来ないだろう。 おそらく おそらく君には無理だろう。 そのうち そのうち彼の考えも変わるだろう。 やがて やがて収束に向かうだろう。 きっと やればきっとできるはずだ。
2)「~かもしれない」と呼応 ひよっとすると ひよっとすると雨が降るかも知れない。 ひょっとしたら ひょっとしたら嘘がばれたかもね。 もしかしたら もしかしたら転勤になるかもしれない。 もしかして もしかして、
3)「~ないだろう」など否定推量と呼応 まさか まさか君が犯人ではないだろうね。 まさか彼が知っているはずがないと思うが、・・・。
(2)「~のだろう/~ことだろう」(感嘆)などと呼応するもの なんと なんと今日は寒いんだろう。 なんて なんて狡い人なんだろう。 どんなに どんなに喜んだことでしょう。 どれほど どれほど心配したことだろう。
4、「ようだ/そうだ/らしい」と呼応する副詞 今にも 彼女は今にも泣き出しそうな顔だった。 どうやら どうやら風邪らしい。 どうも その話はどうもほんとうのようだ。 いかにも いかにも彼のやりそうなことだ。 まるで まるで水を打ったような静けさだ。 さも 父はさも嬉しそうに笑った。 あたかも 今日はあたかも春のような暖かさだ。
◆関連する副詞 なんだか なんだか気味が悪い話だね。 なんとなく なんとなく嫌な予感がするんだ。
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