浮世绘之见立绘探讨-以铃木春信为中心/
浮世絵における見立絵についての探讨-鈴木春信を中心に
要 旨
近年、中国では浮世絵についての探讨が増えている。中でも、見立絵は浮世絵の一種であるが、それに関する探讨は十分に行われているとは言えない。鈴木春信は見立絵を創作した第一人ではないが、彼のかき方はこの画風を集大成したと言っても過言ではない。したがって、見立絵を探讨する際に、鈴木春信をも探讨する必要があると考えられる。小論では、見立絵の定義、発展、著作、画家などを整理し、それをもとに、鈴木春信の見立絵の著作を略论した。
キーワード：浮世絵； 見立絵； 鈴木春信； 典故
目 次
１．はじめに 1
1.1 見立絵について 2
1.2 先行探讨 3
２．鈴木春信その人とその著作 4
2.1 鈴木春信その人 4
2.2 鈴木春信の見立絵 5
2.2.1 『雨夜の宮詣で』と日本の古典謡曲『蟻通』 5
2.2.2 『風流やつし七小町雨乞』と小野小町の俗談 7
2.2.3 『見立竹林七賢』と中国の「竹林七賢」 8
2.2.4 『玄宗皇帝楊貴妃図』と中国の歴史 9
2.2.5 『雪中相合傘』と漢画『雪中鴛鴦図』 9
3．鈴木春信から啓発をもらった画家たち 10
3.1 司馬江漢の『見立荘子胡蝶の夢』 10
3.2 磯田湖竜斎の『風流見立坐敷八景・時計の晩鍾』 11
4. 終わりに 12
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