对于中日两国生死观的探索/中日両国の死生観に関するアプローチ/开题报告
要 旨
中日両国の死生観には、両方とも生と死はつながりがあると考えるが、そのつながりの内容は中日両国の死生観の相違点となっている。
周知のように、日本は高い自殺率の国である。2017年における日本の総自殺者数は31690人である。これは同じ年の交通事故者数(4863人)の6.51倍に上り、その深刻さが伺える。また、前述の自殺率は諸外国のデータと比べても極めて大きい値で、日本の自殺率はアメリカ合衆国の自殺率の2倍に相当する(2017年)。主要国G8諸国、OECD加盟国、双方とも日本が自殺率1位となっている。
死生観とは、死を通した生の見方をいう。宗教や艺术、又はその人の人生が成功だったか失敗だったかによって異なる。民族によって死生観は当然異なることが多く、民族間の確執に死生観相違に関わっているとされるケースもある。日本の高い自殺率は国民の死生観と関係があるか、日本人はどのような死生観を持っているか、又はその死生観はどのように形成してきたか。東アジアにおける中日両国とも,道教,儒教などを背景とし,日语论文,仏教を受け入れてきた歴史的背景が共通しているが,中日両国の死生観には、大きな差異はないのであろうか。それとも,革命という社会変化を経て,大きな違いが存在するようになったのであろうか。
本論文では、死と対面し、人の死生の考え方をアプローチ機会としての中日両国の葬儀(出棺までの仏式葬儀を中心に)の枝葉末節から着手して、それらの現象に反映された本質――両国の死生観を洗練するうえ、それらの形成する原因に関わって求めて、どんな人生観が正しいか、これより中日両国の国民はどんな生存価値を持っているかを探求したいと思う。
キーワード:葬儀艺术、宗教心、死生観、生存価値 ,日语论文题目 |