试略论《舞姬》中的浪漫主义-从主人公主观思想角度[日语论文]/开题报告/文献综述
「舞姫」に見られる浪漫主義-主人公の主観思想から
要 旨
「舞姫」は日本近代浪漫主義の代表作であり、二葉亭四迷の「浮雲」と並んで日本近代文学初期を代表する先駆的著作でもある。著作は一人称を使って、回想の形として書かれている。ドイツに派遣された日本の有為の青年の現地の踊り子との間の悲恋物語を描いたものである。従来の戯作調を排し、清新な異国情緒と典雅な和文体が当時の若い読者の心をしっかりと掴んでいた。
「舞姫」は、日本の近代文学において画期的な著作と言える。「舞姫」を中心に展開する探讨もたくさんある。主人公の弱さ、この人物の矛盾性・二重性、それに物語の悲劇性について、多くの先人の関心を呼んできた。本稿では、これまでの先行探讨を参考にしながら、主に主人公太田豊太郎の主観的な意識の変化を手がかりにして、「舞姫」に見られる浪漫主義的色彩を探求しようとする。
豊太郎の価値観の変化は二つの段階に分けられる。まず、ドイツに留学し、ヨーロッパの自由な風気に感化されて、昔の機械のような人間から個性を持った人間への転換までである。第二の段階は目覚めた青年からまた仕途に頭を下げる過程である。豊太郎が妊娠した恋人を捨てて、最後に悲劇を招く。悲しい雰囲気が著作に染み込んでいる。それが浪漫主義の一つの特色を表している。
本稿を通して、「舞姫」に溢れている浪漫主義的色彩に関する理解を深めることができれば幸いである。
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