○高度経済成長を遂げ、日本は豊かになったと言われている。 ○吉本(1988)は各国のGNPを調査し、日本が世界第2位であることから、日本が世界有数の豊かな国であるとしている。 背景説明の措施A:事物の説明――テーマとなっている事物そのものについての情報提供。 B:先行探讨の紹介――これまでの先行探讨で何がわかっているかのまとめ。 ○しかしながら、吉本(前掲)は精神的ゆとりには言及していない。 ○果たして日本人は精神面でも豊かであるといえるだろうか。 問題提起の措施 A:問題点を指摘する。 B:疑問を示す。 ○そこで本稿では精神面から日本が豊かであるかどうかを検討する。 ○日本人にアンケートを行い、日本人の豊かさに対する意識を略论する。 方向付けを書くときに気をつけること A:論文の目的を示す。 B:問題提起で示された問題の解決措施がわかるようにする。 問題提起と方向付けによって、筆者がどのような問題を取り上げるのかということだけでなく、どのような措施でその問題を解決しようとして書くのかがはっきりする。 以下ではまず、アンケート調査の概要を報告し、次に調査結果に現れた日本人の精神性について述べる。 序論の最後に論文の各節の概要を掲げ、これから何をするかを予告する。 方向付けで示した計画をこれ以降の本論でどのように実現していくのかを示しておく。 2-2 先行探讨の紹介 2-2-1 先行探讨の概要の紹介 2-2-2先行探讨の部分的紹介 言葉2 (1)名前は措施、その結果から/データことから、内容(動詞)~ている/~た。 (動詞):~とする、~と述べる、~と略论する、~と結論付ける、~を明らかにする…○前田(1993)は学院生に面接調査を行い、学院生の講義に対する意識を明らかにしている。 ○前田(1993)学院生に面接調査を行い、その結果「学院生は講義の内容の面白さに敏感である」と述べている。 ○前田(1993)は学院生に「面白い講義にはまじめに出席する」という回答が多いことから、学院生は講義を敏感に評価すると結論付けている。 ○学生の態度について、前田(1993)は講義の内容も決定要因であるとしている。 ※先行探讨をたくさん紹介する時には、次のように探讨全体の状況を紹介する文を始めか終わりに置くことがある。 ○若者の生活実態についてはこれまで多くの探讨がなされている。例えば山田(1992)は…… ○・・・…このように異艺术コミュニケーションについて、従来は問題とその解決という観点からの略论が多い。 ,日语毕业论文,日语论文 |