三人称代名詞として「彼??彼女??この方?などを使う場合は差異がないが「さま」「さん」「くん」を使う時は微妙に差が出てくる。
なお、野元菊雄の「女のことば」によると男性は17.7秒に一度、女性は10.3秒に一度強調を示すイントネーションを使うという, ③ 「かしら」 l これを見ていただけないかしら,これらの統計から、イントネーションは男性より女性のほうが豊かであることが分かる,「こと」は断定や質問などの意味を婉曲に表すに対して「もの」は理由や不満を柔らかく表すことができる, (4) 漢語使用 古く男性が漢語を公用語として用いたのに対して女性は和語を中心に用いたという事情があるため、男性は漢語を多く使い、女性は語感の柔らかい和語を使う傾向がある, ④ 「こと」「もの」 l 少しも男らしくないこと, l 今日は李さんの番だったわね。 終助詞「の」はイントネーションを昇調にするか、降調にするか、それとも強調するかによってそれぞれ判断や主張、提問、解釈や命令の意味を柔らかく表わしている。 女性専用の人称代名詞は特にないが「あなた」の使用範囲は男性が「きみ」「おまえ」「きさま」などを使う場合に使われ、また「あんた」は男性が「おまえ」や「きさま」を用いる場合に限って使われる, (2) 終助詞 終助詞には女性、男性それぞれに特有なものがある, l ずいぶん苦労してるのね, l ケーキを食べちゃだめ、ふとるわよ,現代女性語の特徴 言語の標準語化に伴って女性語は次第に減少されつつあるが、現代でも各方面において差異が見られる,すなわち、女性は男性より敬意の高い語を使う傾向がある, 形式名詞「こと」「もの」が終助詞として使われるのも女性の会話によく見られる,「ね」「よ」を下接する時は確認を求めたり、注意を促す意味がダブって言葉を婉曲させる,庶民と貴族とが交渉し、伝統ある貴族艺术を摂取することで日本語の独特の女性語の世界が形式されるようになった,男性専用の感動詞に比べて女性専用の感動詞は柔らかい語感を表している, (3) 感動詞 感動詞は感動や応答及び呼掛けを表す語で活用がなく単独で使われる単語である,。 |