从汉服和和服看中日传统艺术的异同/漢服と和服から見る中日伝統艺术の相違/开题报告/文献综述
要 旨
民族衣装は歴史の中で発展してきた無形の艺术財と言える。漢服と和服の中には中日両国民の優れた考えが含まれている。さらに、漢服と和服の違いから中日伝統艺术における相違も見られる。本論は漢服と和服の様式、模様、色彩の運用の違いから中日伝統艺术の相違を覗いた。先行探讨を踏まえ、中日伝統艺术の相違を次のようにまとめた。
① 漢服と和服の様式の違いから、中日両国民の性格が異なっていることがわかる。漢服の洒脱な様式こそ中国人の豪放な性格を表す。一方、和服は人の動く幅を制限するため、物事に対する日本人の慎重さや感情の含蓄が表れている。
② 漢服には中国人のさまざまな考えが含まれている。模様にも色彩にも象徴的な意味がある。象徴的な意味とは中国人が求めている精神あるいは道徳心なのである。このことから、中国では道徳観が中国人の考え方を支配していることが分かる。一方、日本人は感情を優先し、重要視しているといえる。人間はもちろん、自然界の万物にも魂が宿っていると日本人は考える。つまり、自然や社会との交流は、心と心のコミュニケーションであると捉えているのである。このことから、日本人は和服に精神的なつながりを求めていることがわかる。
③ 和服を継承できるのは日本人の高度な集団意識と民族意識である。また、日本は伝統艺术の継承を重要視しており、和服を伝統艺术の一部として保護している。一方、漢服は歴史が原因で、よく継承されていない。現在多くの人は漢服の復興を求めているが、復興にはまだ様々な問題があるといえる。
今後、漢服をどう復興させるかを考案して、その中の問題点を明らかにするために20代の若者を対象にアンケート調査を行った。また、アンケートの結果に基づき、日本の和服を保存する方式を参考にし、考察を進めた。まずは国民の認識の一致が必要であると私は考える。さらに、漢服に含まれている基本的な精神を継ぎ、漢服の様式や着付け方を現代の審美に合うように設計すべきではないだろうか。
本稿は、前述事項①、②、③を中心に、両国の民族衣装から見る中日の伝統艺术の相違の探讨についてさらに細部まで探讨していきたい。
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