谷崎文学的唯美意识的探索/谷崎文学の耽美意識の探求
摘 要
谷崎润一郎是日本文学史上公认的唯美主义作家。在其五十余年的创作生涯中,虽然创作风格并非一成不变,但他关于文化和美的追求却可谓不改初衷。谷崎文学所体现出的独特的唯美意识,日语论文,日语论文,在以《文身》为代表的一系列的早期恶魔主义的著作中就开始萌芽,在其之后的创作过程中更是得以一脉相传,并一直贯穿于中期唯美的浪漫主义和后期传统的古典主义的著作之中。谷崎润一郎无论在人的公开的精神性、肉体性的病态上,还是在看来多么平凡的西方事物上,都可以发现描述对象中存在的独特的美。这就是谷崎文学的价值、谷崎文学的成功之处。
关键词:悪魔主義 唯美意识 古典主義 独特美
要 旨
谷崎潤一郎は明治末期から第2次世界大戦後にかけて活動した日本の小説家。耽美主義とされる作風と装飾的かつ端麗な文章で、『痴人の愛』『細雪』など多くの秀作を残し、文豪と称された。五十年余りの創作生涯において、彼の創作風格はずっと変わらないものでもないが、芸術と美をずっと追求していることに変わりはないと言えよう。谷崎の文学に具現された特有な耽美意識が短編小説「刺青」を代表とする一連の早期悪魔主義の著作に芽ぐめ、その後の創作で更に一脈相通じ、そして中期耽美のロマンチックと後期伝統的な古典主義の著作にずっと貫かれている。谷崎潤一郎は人の公開的な精神的、肉体的な病的状態においても、どんなに平凡に見える西洋の事物においても、描かれた対象に存在するユニークな美にいち早く気付くことができるのである。これは谷崎文学の価値、谷崎文学の成功するところだと思われる。
キーワード:悪魔主義 耽美意識 古典主義 ユニークな美 |