相同语境下的中日同形同义词比较探讨——以中日文《挪威的森林》为例[日语论文]

资料分类免费日语论文 责任编辑:花花老师更新时间:2017-04-13
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第一章  はじめに 


1.1  探讨動機 

日本と中国は古来から盛んに艺术交流を行ってきたため、たまたま漢字を共有するという、歴史的な縁がある。これによって、中国語を母語とする人は日本語を第二言語として学習する際、漢字の習得や単語の記憶、また意味の把握などには利点が大きい。しかし、現代語について例を挙げてみると、表記の差異を認める上に、意味の食い違うところも相当であろう。すなわち「漢字の落し穴」もいたるところにあるので、学習者にとっては十分な注意を払わなければならない。 

一般に中日同形語は意味領域が中日両言語において対応しているかいないかによって、同形異義語(「大丈夫」?「手紙」?「娘」)、同形類義語(「事業」?「深刻」?「大事」)、同形同義語(「正直」?「単純」?「質問」)と三つに分けられている。「同形異議語」が中日両語間で意味がまったく違う場合は、それぞれの意味項目を覚えてしまえば「漢字の落し穴」に陥ることはめったにないのであろう。しかしながら、「同形異義語」でも意味項目の多い多義語であれば、および特に「同形類義語」である場合は、区分するのがきわめて厄介で、同形の穴にはまって意味を取り違えたり、使い方を誤ったりすることがよく見られる。 

「同形同義語」は語形が同じである上に双方の意味も同じでほとんど重なる語のことである。ここに、「健康」と“健康”を例として説明する。『広辞苑』による解釈は「身体に悪いところがなく心身がすこやかなこと」である。『現代漢語大辞典』では、「からだの各部分にぐあいの悪い所が無く」1と述べていた。つまり、両方とも基本的な意味が「肉体的?精神的な異状が無い」ということで、共通している。したがって、「体が健康である/身体很健康」、「健康な体/健康的身体」のような表現が普通である。 しかし、日本語においては「健康に注意する」と言われるが、中国語で表現すれば“注意身体,日语毕业论文,注意身体健康”というのが自然である。また、「健康がすぐれない」という表現に意味の対応する中国語は“身体不好,日语论文题目,健康状况不好”である。それに「(…が)健康にいい/对身体好,有利于健康」、「健康を祝う/祝身体健康,祝健康」などの例が挙げられる。そのほか、「健康な笑い」、「健康な考え」、「健康なレジャー」などと表現する場合はどう対応すればいいのか。 

つまり、基本的な意味が同じであるのに、「健康」と対応する中国語は必ずしも“健康”とは言えないのであろう。すなわち、同義語といっても、具体的な表現においたらやはり差異が出てくる。それなら、中日同形同義語において、このような差異が一般的に存在するのかという質疑が浮かんできた。それに、差異の引き起こす原因はどこにあるのか、両民族の間に物事についての認知はどれぐらい異なるのかを究明しようとする。  


1.2  探讨目的 

第二言語習得の理論では、外国語学習者は第一言語すなわち母語から、すでに学習した第二言語への影響を「転移(Transfer)」と言う。転移は正の転移(Positive transfer)と負の転移(Negative  transfer)に分けられている。転移がマイナスに働く場合を「干渉(interference)」と呼ばれている。干渉には、第一言語が第二言語に、さらに第二言語が第三言語に干渉する現象と、その逆に、後の外国語が先のものに影響する現象とも含めているのである。つまり、母語干渉という障害が外国語学習の早い進歩を妨げてしまうのである。 

中国語を母語とする日本語学習者(Chinese Native Speaker Japanese Student、CNSと略称する)は中日同形語の学習について、親しみを感じる一方で、意味のずれやニュアンスの違いがあるため、母語干渉に由来する誤用の例も相当であろう。本稿は、中日同形同義語を中心に、母語からの干渉を最小限にすることを目的とする。  


第二章  中日同形語に関する先行探讨及びその問題点 


中日同形語についての探讨は中国と日本とはほぼ同じ時期で、八十年代から盛んになってきた。まずは同形語の定義を検討し、また意味分類に従い、及び各自の意味の形成する原因を解明し、そのほか意味の食い違いによる誤用を略论するというような探讨がずいぶん多い。しかし、今までの探讨では、同形語自身の特性からも、日本語教学の側面からも同形類義語と同形異義語を中心にしたが、同形同義語に関する探讨はまだ少ない。さらに、近年ごろ、認知意味論の新しい視点から、中日同形語の意味略论を行なうようになってきたが、やはり個別的な同形語しか扱わなかった。 


2.1  中日同形語の定義 

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