范文/『源氏物语』と『红楼梦』の比较探讨(2)[日语论文]

资料分类免费日语论文 责任编辑:花花老师更新时间:2017-04-13
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紫式部の本来の名前は不明であり、、一説に香子という。「紫」は小説の紫上に、「式部」は父親の官名の「式部丞」に由来する。父?為時が弟に「史記?を教えている時に、傍で聞いていた紫式部が先に覚えてしまい、式部が男の子であると残念だった、という話は有名なのである。

1.2 曹雪芹

 曹雪芹(1724年頃-1763年頃)は清朝?乾隆時代の中国の作家である。名は霑、雪芹は字(字を芹圃、雪芹を号とする異説もある。また生没年についても異説がある)。清朝の八旗軍に属する旗人の家柄であり、北宋の名将曹彬の子孫と称する。中国を代表する古典小説『紅楼夢』の作者とされる。『紅楼夢』の出版を援助し、評論を付した脂硯斎は雪芹の一族という説が有力である。 曹雪芹の家は曾祖父曹璽の代から三代四人にわたり、江寧織造の職につき、江南で清朝のために情報収集活動を行っていた。祖父の曹寅は康煕帝の乳兄弟であったことから帝の寵愛を受け、莫大な富を蓄積したが(文人袁枚の所有として有名になった「随園」はもと曹家の別荘であった)、雍正帝の時代になると寵愛は失われ、家産は没収された。一家は後に北京に移り、曹雪芹が紅楼夢を書いた18世紀半ばには窮貧はなはだしく、これによって今でも曹雪芹の伝記についてはわからないことが多い。困窮の中でもっぱら「紅楼夢」の完成に精魂を傾けた。ただし、現行百二十回中曹雪芹の書いた部分は八十回までで、残りの部分は散逸または筆禍を恐れて破棄されたという。曹雪芹は画才に優れていたといわれ、宮廷画家の声がかかったこともあったという。

 これで、作者の紫式部と曹雪芹はその生活時代と運命が違っているが、その著作が多くの類似点を持っている。これは本当に興味深いものであろう。次では、具体的な比較を展開する。


第二章 『源氏物語』と『紅楼夢』の比較

2.1 主人公の比較

 本稿はまず、両著作の主人公を比較しよう。「光源氏」と「贾宝玉」はまず、共に汎愛主義を持っている人間である。しかし、二人は共に汎愛といっても、生涯にわたり一人の女性しかを深く愛していない。「光源氏」は心の奥に、紫しかを愛していないと言えるだろう。「贾宝玉」はただ林黛玉を深く愛している。二人は性格においては、このような類似点を持っている。

 しかし、二人の愛情には大きな違いもある。まず、「光源氏」はいろいろな女性と恋をし、恋の遍歴後に悲しい運命に直面した。六条妃子は愛情の嫉妬のせいで、悪霊になり、「光源氏」の奥さんである「葵」とその情人である「夕顔」を殺してしまった。これで、「光源氏」は自分の不羈な恋に注意するようになった。しかし、ずっと大切に育てきた「紫」に対して、「光源氏」は全ての心身を注いだ。彼の愛情の夢が「紫」に託された。しかし、紫の自殺は彼に大きなショックを与えてきた。破れた愛情の夢に対して、「光源氏」は苦しくてやまなく、悲惨な運命を納めざるを得なったのである。ところが、「贾宝玉」は身まわりの女性が多いが、その愛情が主に「黛玉」と「宝钗」をめぐっているものである。彼は封建官僚の人生選択を抵抗し、単純な男女愛情を求める。一生懸命に科举試験を進めてくれた「宝钗」に対して、真の愛情を抱いてない。世俗気質のない「黛玉」を深く愛している。しかし、封建婚姻のせいで、「宝钗」と結婚し、「黛玉」を失った。愛の破滅のために、出家を選んだ。

 これで、二人の愛情運命の違いが明らかなものだろう。二人はともにいろいろな女性に出会い、最後に悲しい結局であるが、大きな違いを持っている。源氏は恋を遍歴し、夢の恋人である紫を失い、愛情の苦しみを嘗めざるを得ない。宝玉は深く愛している「黛玉」を失い、封建婚姻を受けざる得ない現実に対して、出家を選んだ。

2.2 主題思想の比較

 今まで、両著作の主題思想については、いろいろな探讨をした。『源氏物語』と『紅楼夢』は異曲同工の哀歌だと言われる。両著作は悲劇性に満ちたものであり、多くの読者の共鳴を引き起こしたという。その主題思想には類似点があれば、違いもあると思われている。ここでは、両著作の主題思想を少し比較しようと考えている。

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