【摘要】 まるでとまさにの比較ーモダリティの角度から よく知られているように、日本語副詞「まるで」「まさに」は同じ陳述副詞で、意味の上で類似しており、辞書に記述されている意味も幾つがあり、学習者は二つ言葉の共通点と相違点がはっきり分からなく、使う時も迷う時が多いそうである。外国人学者にっとて紛らしい副詞である。本稿はまず先行探讨を検討し、またモダリティと言う概念を導入し、様々なモダリティ定義から本稿の採用するモダリティ定義を定める。「まるで」「まさに」の例を挙げ、推量、 比況表現を考察した上でモダリティ方面から二語が述べられる対象と構文上の特徴及び文末表現の特徴の方面から比較を行っていた。「まるで」と「まさに」の述べられる対象は生物、 無生物であり、 しかし、 「まさに」は話し手は強い主観意識を持って判断を下がすため、 生物を修飾することが少ないと見られる。 二語は比況の表現として用いられる時、「まるで」は典型的なことを例示し、「まさに」唯一性のことを例示するのである。 「まるで」は「まさに」より構文形式が多く、 呼応する用言も「まさに」と違い、話し手は自分の主観感覚に依頼することも見られる。「まさに」はただえんきょく的なニュアンスを表し、話し手の個人からの判断の印象を緩やかにするのである。 キーワード: モダリティ 話し手の判断 比況 推量 |