文末文体の使い分けと日本語教育[日语论文]

资料分类免费日语论文 责任编辑:花花老师更新时间:2017-04-14
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  摘要:与汉语不同,在日语中有敬体和简体这样的文末文体之分。根据谈话对方及场面的不同,使用相对应的文末文体,是社会语言能力表现的一种,也是作用人际联系建立的重要问题之一。因此,在日语教育中,对于文末文体的指导是非常重要的课题之一,同时也是日语学习的难点之一。本文先简单地介绍有关敬体和简体的使用基准,然后指出国内的日语学习者在使用文末文体时,存在哪些问题;现行的日语教育中存在哪些不足之处。同时,以此为基础,日语毕业论文,提出了相应的指导措施。
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  关键词:日语教育 文末文体 简体 敬体
  中图分类号:G642 文献标识码: A 文章编号:1672-1578(2017)06-0033-02
  日本語においては、丁寧体(デス?マス体)と普通体(ダ体)という文末文体が言語形式に組み込まれている。相手や場面に応じて適切に各々を使い分けることは、メッセージ伝達よりも対人関係構築に関わる問題であり、社会文化能力、社会言語能力の一種(三牧2017)とされている。従来、日本語教育の中では、文体の使い分けが学習者にとって、避けては通れない課題の一つであると同時に、習得しにくい項目とされているが、学習者の使用実態や有効な指導法に関する探讨がまだ少ない。従って、本稿では、日本語の文末文体の選択基準を簡単に説明し、中国人学習者による文体の使い分けの問題点を指摘した上で、日本語教育への提言を行いたい。
  丁寧体と普通体という文末文体の選択について、鈴木(1997)に述べられているように、話し手と聞き手の関係によって、どちらの文体を選ぶかは上下?年齢差?疎親?ウチ/ソト?場面といった社会的要因によって決定され、どちらの文体を選ぶかについては、日本語母語話者の間には共通した認識が存在する。具体的に言えば、対話相手が社会的立場や役割関係が自分より目上である場合、初対面の場合、「上」「疎」という社会関係を考慮するために、丁寧体基調を選択するのは一般的である。それに対して、対話相手が社会的立場や役割関係が自分と同等?目下である場合、親しい相手である場合、「下」「親」という社会関係を考慮するために、普通体基調を選択するのはほとんどである。一方、実際の会話の中に、話し手と聞き手の関係が変われば、文末を切り換えながら、すなわち、丁寧体と普通体を混用しながらコミュニケーションを行うこともある。
  しかし、複雑な敬語体系を有さない現代中国語には、日本語のような丁寧体と普通体という文体差がない。筆者の日本語を教える経験から、この中国語母語の影響で、学習者の場合、文体の使い分けに対する意識が薄い。例えば、フォーマルな場面で、「質問に普通体や単語だけで答える」、「ぞんざいな話し方」を使ったり、あるいは、目上の相手との会話中、普通体を多用したりして、結果として失礼になることがある。それに対して、どれほど親しくになっても、丁寧体を使い続けることによって、距離を置いてよそよそしいという印象を与えることもある。特に、会話練習としてのロールプレイ全体が書き言葉的である印象がつよい。それは普通体と丁寧体の機能と用法をきちんと把握できていないことが原因だと考えれる。また、文体の使い分けに特に気にならず、伝達内容の事柄的側面のほうに意識が集中している学習者が少なくない。そのほか、丁寧体に慣れるだけで待遇意識と関係なく文末文体を使っている学習者もいる。更に、丁寧体が定着していまい、普通体を用いないという化石化が見られる。そして、上級学習者でも、田(2017)に述べられたように、(1)文末文体に対する知識の欠如、(2)注意の持続困難及び(3)会話相手の話し方に影響されやすいことという要因で、文体を使い分けられない現象も見られる。特に、対話相手の普通体の質問文、訂正的フィードバック及び難しい単語?表現が、学習者の文体使用に影響を与えたことを実証的に示すこともできる。しかし、田(前掲)が指摘したように、相手の普通体の質問に影響され思わず普通体で回答することは大きな危険性を有している。なぜかと言うと、日本の言語規範と社会文化的習慣として、上位者は丁寧体、普通体のどちらを用いることも可能であるが、下位者は基調となる文体として丁寧体を選択しなければならないからである。そのため、上位者の普通体の質問に対して普通体で答えることは失礼な行為になる恐れがある。従って、授業で、学習者にこの使用し方の危険性を注意すること及び文体に対する注意の持続を促す指導が必要であろう。
  また、中国語を母語とする日本語学習者の文末文体に関する探讨では、日本人は「ウチ?ソト」「親疎関係」が判断基準になり文体の選択を行うのに対して、中国人は発話行為の「内容の軽重」が文体の選択を行う際の重要な判断基準になる(山口2017)という報告がある。以上の問題から、日本語への接触場面が限れらている国内の日本語教育においては、文体についての系統的な指導を行わないなら、中国語母語の干渉によって、文末文体はよい人間関係構築や進展の妨げとなる恐れがある。
  以上に述べた学習者によく見られた文末使用に関する問題点は、中国語母語の影響だけではなく、現在中国における日本語教育と関係があると考えられる。まず、聞芸他(2017)が指摘したように、国内の日本語教育は依然として文法教育を優先しているとことが大きい。一般的、教師が文法の正しさ、言葉づかい、アクセントやイントネーションなどに関心を持っているが、時に、初級日本教育の初期においては文体の使い分けと切り換えは自然な会話を進めるための大切な要素であることは見過しがちである。更に、中級日本語教育においても、授業などで文体の使い分けなどについての特別の指導を行うことは稀である。
  そして、現在使用されている日本語教科書は丁寧体の学習から始め、初級後半で普通体が初めて導入されるのがほとんどであり、文末文体の機能や使い分けの基準などについての詳しい説明もない。また、日本語教育の特殊性から、教師の発話は「丁寧体」が規範だと考えられているので、学習者は丁寧体と普通体の機能や使い分けなどについてのと特別な指導を受けず、教室の先生の言葉づかいを観察するだけでは、学習者の中では丁寧体が定着してしまい、普通体がなかなか身に付かないという問題になりうる。

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