浅析日语授受表达所包含的内外意识与恩惠意识//开题报告/文献综述
日本語授受表現からみる内外意識と恩恵意識
要 旨
授受表現が中国日本語学習者にとって難しいものである。それが難しがられるのは、授受表現に反映した人間関係、方向性など中国語より複雑からである。授受動詞だけも、やる・あげる・さし上げる・くれる・くださる・もらう・いただく・ちょうだいするの八つがあり、中国語よりずっと多い。本稿は先ず授受動詞や授受補助動詞の基本的な用法と複雑な文の理解から論ずる。たとえば、金田一春彦(1981)「この写真屋がうまいそうですが。一度行って写真を撮ってもらってやってくださいませんか。」という文に授受動詞が三つあり、恩のやり取りと頼みの三つの内容が込められている。非母語民族の者はたとえこの言葉を習得し、うまく表現出来ても、言葉の裏にある艺术や民族心理がわかりにくいと思う。
本稿では、中国学習者が難点としている授受表現について、授受動詞や授受補助動詞の基本的な用法及び授受表現に隠される日本艺术の特徴などの面から論述してみた。
第一、日本語の授受表現では、第一人称を中心に物事を言うのは一般的だ。また、日本語の授受関係を表している時、同じ内容でも、主語によって、使われる授受動詞が違う。文の主語が決まったら、それと対応する授受動詞を使わなければならない。
第二、日本語の授受補助動詞には方向性を示し、人称や身分の上下によって使われている補助動詞が違う。授受関係を表現するとき「ウチ」と「ソト」は身分、地位より優先する。同じ内容でも話し手と聞き手によって、使う授受補助動詞が違う。日本語の授受補助動詞のコンテクスト依存性が高い。
第三、授受表現が含んだ恩恵意識については、「やる(あげる)」等は単に事物の授受を表すだけでなく、通常、授受の対象である事物が当事者にとって「好ましい」ものである。そして、本動詞(やる・くれる・もらう)文の恩恵性は補助動詞(~てやる・~てくれる・~てもらう)文へ拡張する傾向があるのだ。
言語は艺术交流の掛け橋と言われるが、なぜ日本語の授受表現が中国語とそんな大きな違いがあるのか、それは国と国の艺术が違うからである。筆者はこの理念を持ち、日本語の授受表現の特徴を探ってみた。日本人に特有な「内外意識」と「恩恵意識」が授受表現にどんな影響を与えているのか、本論文で探讨してみた。
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