한일 체면 문화 비교 연구 : 한국 대구시와 일본 쓰쿠바시를 중심으로 [韩语论文]

资料分类免费韩语论文 责任编辑:金一助教更新时间:2017-04-27
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 体面は自分一人だけの存在を意識している時には誘発されず、相手の存在を認識している時に現れるものであることを思うと、コミュニケーションにおいて重要な要素の一つと考えら...

 体面は自分一人だけの存在を意識している時には誘発されず、相手の存在を認識している時に現れるものであることを思うと、コミュニケーションにおいて重要な要素の一つと考えられる。
 私たちは社会性を持つことにより、相手の体面や、自分自身の体面を立てながらコミュニケーションをしていくという場面をよく体験する。
 体面は相手が見つめる私自身のイメージを意識する時や、自分自身の姿を相手にどう伝えようかと意識することによって誘発されるが、自身のイメージの尺度は価値観をどう捉えるかということにより差が生じる。
 体面の尺度になる価値観は大きく二つのタイプに分けることができ、一つは社会的な価値観であり、もう一つは自身の内部による個人的な価値観である。
 本探讨は普遍的な社会的価値観が外的な圧力となり、その価値観に合わせようとする時に生じる体面を外圧的体面、自身の内部にある価値観が内的な圧力となり、その価値観に合わせようとする時に生じる体面を内圧的体面と定義し、韓国と日本の体面文化を比較するものである。
 先行探讨者たちは韓国人の土着心理の一つに体面を挙げており、韓国社会では美容整形意識、ブランド品消費意識、学歴意識に体面が反映されていることを挙げている。
 本探讨ではこの美容整形意識、ブランド品消費意識、学歴意識に加え、体面意識と深い関係があると思われる敬語使用意識の4つ観点でアンケート調査を行い、韓国と日本の体面文化の共通点と相違点を略论した。
 敬語使用意識では韓国語の敬語は格助詞の使用によって、敬語対象者をはっきりとさせている事や、年功序列を重んじる事に特徴をもち、社会的価値観による外圧的体面だといえる。日本語は過剰敬語の使用に積極性を現わし、対社会的人間関係での敬語は体面によるものだという意識が高く、敬語使用意識は個人の価値観による内圧的体面だといえる。
 美容整形意識では、美容整形手術を受けること自体が大衆社会に作られた美の基準に合わせるという体面による行為であり、美容整形手術を受けることに積極的な韓国人は、社会的な美の基準が外圧となって現れる外圧的体面が強いといえる。反面、日本人は美に対する関心を韓国と同じように持ちながらも、美容整形をした事実を他人に知られたくないという恥が内圧として働く内圧的体面が美容整形意識に影響を与えていた。
 ブランド品消費意識では、ブランド品がもつ商品の優秀性ゃ高級感、希少性により自身のイメージを高めようとする意識に誇示という体面との関りを見出せる。韓国人はブランド品を所有することで自信をもてるという意識が強く、偽ブランド品の購入意識も強いことから、ブランド品が持つ価値観により自身を誇示しようとする内圧的体面が強いといえる。日本人はブランド品の購入意識が高いが偽ブランド品の購入意識が韓国と比べると低く、ブランド品がもつ普遍的価値による外圧的体面による消費意識が強いといえる。
 学歴意識では学歴が労働市場において待遇差として現れていることに体面との関りを見出せた。韓国と日本は学歴により職場においての初任給に差があるという点では同一であったが、韓国ではその差が大きいばかりでなく年々その差が開いていく傾向にあり、職場では学歴により評価をされるという意識が外圧となり、高等教育を受けようとする意思も労働市場に合わせようとする外圧的体面によることが強いといえる。日本は職場における評価は実力だという意識が強いことが労働市場では学歴を重要視するという意識を緩め、高等教育を受けようとするのは個人の価値観による内圧的体面によるものが強いといえる。
 このように韓日の体面は価値観をどう捉えるかにより差が現れたが、体面の尺度となる価値観は時代と状況により変わるものであり、それにより現れる体面も変わるということを念頭におかなければならないことだ。
 今までの体面探讨が具体的な比較対象を持たずに行われてきたことを思うと、本探讨が韓日を比較したものであり、敬語使用意識、美容整形意識、ブランド品消費意識、学歴意識という4つの観点で視野を広めて探讨したのは体面探讨の新たな試みであったと共に、より多面的な体面探讨の必要性が課題として提示されたといえる。

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