本探讨では、日本の大学における教養課程韓国語教育のための韓国文化教材開発方案の提示を目標に探讨を行った。現在,日本の大学において第二外国語もしくは教養科目として実施され...
本探讨では、日本の大学における教養課程韓国語教育のための韓国文化教材開発方案の提示を目標に探讨を行った。現在,日本の大学において第二外国語もしくは教養科目として実施されている韓国語の授業では文法律習を中心しているため、文化学習を取り入れている大学は少ない。その理由として、教養韓国語学習者の水準または要求に合った韓国文化教材が多くないことが挙げられる。よって本探讨では学習者の要求を反映した副教材としての韓国文化教材の方案を提示した。
探讨の措施としては、まず学習者の水準や要求にあった教材を開発するため、日本の大学における教養韓国語の開設状況を調査した。また、現在日本の大学で多く使用されている韓国語教材を通して、どれほど韓国文化を学習できるのかを調べるため教材略论を行った。次に、教養課程韓国語教育を1年以上履修している学習者にアンケート調査を実施した。また、より具体的な要求を調査するため、教養韓国語履修経験があり、韓国に1年以上居住したことのある日本人学習者を対象にインタビュー調査を行った。教材略论、アンケート調査、インタービュー調査の結果、教養課程韓国語学習者は韓国語習得と同様に韓国文化にも大きな関心を持っており、授業での韓国文化教材の使用に肯定的な反応を見せた。また、現在使用されている韓国語の教材は韓国語文法律習を中心として構成されているため、十分な文化学習をすることは難しく、既存の教材とは別途で学習者の要求にあった副教材としての韓国文化教材が必要でことが明らかになった。
3章では整理した学習者の要求をもとに、教材構成の提示を行った。まず、教材開発の原理を選定し、教養韓国語学習者が学習すべき韓国文化項目および教材構成シラバスを提示した。日本国内の韓国語学習者は韓国文化に接する機会が少ないため、教材を通してできるだけ多くの情報を得られるよう、絵、写真、説明文、文化学習では映像を活用し、教材を構成する必要がある。
本探讨で提示した教材開発方案は、既存の文法を中心とした韓国語教材の副教材であるが、教養課程韓国語教育での文化教育は学習者の韓国語学習を助けるだけではなく、今後さらに交流が深まるであろう日本と韓国間における相互理解の一歩となるであろう。
,韩语论文范文,韩语论文网站 |