한일 양국어 역할어의 구조 및 이미지 연구 (4)[韩语论文]
资料分类免费韩语论文 责任编辑:金一助教
更新时间:2017-04-27
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本稿は韓日両国における役割語の言語的特徴およびイメージの認識に対して考察したものである。「役割語」は日本語学者である金水(2003)により提唱されたもので次のように定義されている。
「ある特定の言葉づかい(語彙・語法・言い回し・イントネーション等)を聞くと特定の人物像(年齢、性別、職業、階層、時代、容姿・風貌、性格等)を思い浮かべることができるとき、あるいはある特定の人物像を提示されると、その人物がいかにも使用しそうな言葉づかいを思い浮かべることができるとき、その言葉づかいを「役割語」と呼ぶ。」
本稿では「役割語」の概念を基盤として次のように日本語における役割語と韓国語における役割語の2つを設定した。
(1) 日本語役割語
(a) 多くの日本人は韓国人が発話しそうな日本語の特徴として、「もうチカン(時間)デチュ。コウジ(五時)デチュね。」のような例文からわかるように語頭濁音の清音化や長短音の誤用などを思い浮かべる。
(b) また、韓国人が日本語をまねて使用するとき、「이것도 맛있어 데스까?(これもおいしいですか?)」のように文末に「데스(です)/데스까(ですか)」をつけて発話することがある。
(2) 韓国語役割語
(a) 上記とは逆に、多くの韓国人は日本人が発話しそうな韓国語で「가무사하무니다.(ありがとうございます)/기무치 있으무니까?(キムチありますか)」のように韓国語の末子音に母音を挿入して発話する場合を思い浮かべることがある。
(b) また、日本人が韓国語をまねて使用するとき、「これも食べるセヨ。おいしいニダ」のように文末に「セヨ/ニダ」をつけて発話する例がよく見られる。
本稿では上記の日本語役割語と韓国語役割語の定義として(b)に該当する部分だけを対象にした。これに基づき、本語役割語と韓国語役割語に各々どのような構造的な特徴(音声的特徴・文法的特徴)があるかを略论して、その略论結果をもとにイメージに対しても考察した。略论資料の収集は書籍や新聞などで扱えない分野である点を考慮して「コミュニティサイト」の言語資料を略论対象とした。様々なミュニティサイトのうち、韓国で最も規模が大きな「ディシインサイド」とそれにシステムや形態が類似している匿名コミュニティである「2ch」を略论対象として選定して、2012年1月1日から2012年12月31日までの1年間の資料を収集した。
上記の資料を略论した結果は次のようにまとめられる。
まず、日本語の役割語では次のような構造的な特徴を見ることができた。
(1) 有声音化する傾向がある。
(a) 「[t]→[d]」の有声音化の現象が見られる。
(b) 「[k]→[g]」の有声音化の現象が見られる。
(2) 挿入母音の添加による音韻構造の採用の現象が現れている。
(a) 韓国語の語彙に母音「[ɯ]」を挿入されている。
(b) 母音が「[ə]→[o]」の形態に音韻構造が変わるのが見られる。
(c) 母音が「[ə]→[a]」の形態に音韻構造が変わる。また、ハングルの終声子音である「パッチム」では母音が挿入されない。
(3) 助詞「の」を挿入して使用したりする。
(a) 「名詞/の/名詞/の/形容詞」の複合的な形態の場合もある。
(b) ほとんど「名詞/の/名詞」の形態で書かれている。
(4) 敬体と非敬体の2つの形式のどちらも機能している。
「ディシインサイド」の内で使用されている言語の待遇法表現が敬体と非敬体の両方で機能しているためだと言える。
(5) 韓国語の構造が使用される。
文法的な特徴の中、「語根/です(か)」の場合、韓国語の語根に「です(か)」をつけて韓国語の語末の代わりに使用する。
次に、韓国語役割語では次のような略论結果を得た。
(1) 韓国語の語彙を使用することがある。
(a) 「ウリ・チョッパリ・アイゴ」などのように韓国人がよく使う単語が使用されている。
(b) ハングルの終声子音である「パッチム」が入った韓国語の語彙に「[ɯ]」を挿入したものが見られる。
(2) 韓国語が日本で認知されていない。
日本語役割語においては日本語から借用した語彙に「ですか」をつける例が多くみられたが、韓国語役割語においては、「ニダ」と「ニカ」を韓国語からの借用語につけていたのは「マンセーニダ」の1例のみであった。
(3) 日本語構造に合わせて「です」に該当するところに「ニダ」を接続している。
文末に「ニダ」と「ニカ」を使用した全体発話文を見ると前接項目の言語の種類および品詞に関係なく全部「です」に該当するところに「ニダ」を接続して使用したが、これは日本語構造に合わせて使われたものと見られる。
上記のような韓日両国語の役割語に現れる構造的特徴(音声的特徴・文法的特徴)を略论した結果、両国のイメージがどのように現れているか知ることができた。韓日の両国語における役割語のイメージ認識をまとめると次のようになる。
(1) 日本語役割語は日本語の学習経験者による言語遊戯的な使用が多い。
(a) 1つの発話文を2つの文章に分けて、分けられた2つの文章に日本語役割語としての同じ単語を複数回使うようにしたり、あるいは韓国語の文構造に日本語役割語を組み込んで使用することで、繰り返しの発話構造の形態を見ることができる。
(b) 韓国語の単語に日本語の助詞や助動詞などをつけて使用している場合には文章のなかに日本語からの借用語彙が多いことから、日本語の学習経験者が使用したものと推測される。
(2) 韓国語役割語のイメージはほとんど否定的に使われている。
(a) 大便を意味する日本語「ウンコ」に韓国の英語発音である「コリア」をつけて「ウンコリア(糞韓国)」と韓国人を表したり、「ニダ」を言語としてだけなく、韓国人という人物としても表現して文末につけた「ニダ」を「ダニ」で逆に発音するなど、韓国人を卑下していることを見ることができる。
(b) ‘< `∀´>’のように怒っているような姿の目つきと口の動きをを示しているが、このキャラクターはただ韓国人だという小さな範囲の対象だけでなく、日本内に居住している在日韓国人および在日同胞に対するイメージが一緒に含まれていると見ることができる。
最近中国でも「毛沢東シムニダ(毛沢東さんです)」のように「ーイムニダ」や「ースムニダ」をを文末につけて韓国語役割語を使用する現象が現れているという。これから本稿で扱った韓日両国語の役割語に対する視点を中国語にまで拡大し、中国人が発話する韓国語役割語にはどのような特徴が現れているかに対しても調べたい。
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